●遺跡からも出土
日本人と桐の関係は古く、弥生時代の登呂遺跡からは小さな琴が出土しています。箪笥・下駄・金庫の内箱・掛軸や刀剣箱・おひつ・羽子板・琵琶など、生活品から芸術品まで様々な分野で桐が生かされています。
●家紋としても愛されています。
家紋は約一万種ありますが、中でも桐紋(とうもん)は多く、約140種といわれています。特に有名なのは豊臣秀吉の「太閤桐」です。
また500円硬貨にも桐が描かれています。 |
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●「タンスは桐がよい」といわれる由来
安政2年(1855)の大地震の時、神田橋たもとの山済みのタンスや長持ちに火事が飛び火しました。しかし桐のタンスは黒こげながら収納物は無事でした。燃えた炭の部分が断熱材の役目を果たし、中まで火が入らなかったからです。これ以降「タンスは桐が良い」というのが定着したといわれています。
●国宝をも守る耐火性
平成12年(2000)京都市の「寂光院」の本堂が全焼した際、桐箱に収められていた小地蔵3417体が奇跡的に焼失を免れ、無傷のまま発見されました。 |